鈴 鹿 峠  成世 昌平 H30.12.5(水)~   

            H31・1・14日(月) ☼  初舞時、踊る  

 

 ① どうぞ忘れて くださいと  わかれ蛇の目を 差し向けた

   右は近江で 左は伊勢と   鈴鹿峠のヨ  てっぺんあたり

   杉の木立に 目かくしされて あなたを送った 去年の秋(こぞのあき)

 

 ② 赤い爪あと くっきりと   腕に残した  あの未練

   枯葉舞い散る しずくに濡れて 鈴鹿峠のヨ  木の根の道よ

   先があるでしょ  あなたの身には  あきらめきれずに 諦めた

 

 ③ 坂の下では  晴れてても  胸はなみだで  濡れそぼつ

   愛はふかまり  怖れたわかれ 鈴鹿峠にヨ   馬子唄ひびく

   おんな引き際  笑顔でいたが 土山宿にも  雨が降る